VWの新世代EV『ID.3』、音響車両警報システム搭載…作曲家と共同開発

フォルクスワーゲン ID.3
フォルクスワーゲン ID.3全 9 枚

フォルクスワーゲンは12月12日、新世代EVのフォルクスワーゲン『ID.3』(Volkswagen ID.3)に、歩行者などに車両の接近を知らせる音響車両警報システムを搭載すると発表した。

ID.3には、電動車専用に新開発された「MEB」(モジュラー エレクトリック ドライブ マトリックス)車台を使用する。最大出力204psを発生するモーターがギアボックスとともにリアアクスルに組み込まれ、後輪を駆動する。

また、ID.3では、バッテリーが他のコンポーネントとともに、車両のフロア下に効率よく搭載される。蓄電容量は、45kWh、58kWh、77kWhの3種類のバッテリーが選択できる。新しい燃費基準のWLTPモードにおいて、330~550kmの航続を実現する。

フォルクスワーゲンこのID.3に、歩行者などに車両の接近を知らせる音響車両警報システムを搭載する。作曲家兼音楽プロデューサーのレスリー・マンドキ氏と、共同開発された。

ID.3は30km/h以下で走行中、人工サウンドを発生する。フォルクスワーゲンは、歩行者や自転車がID.3の接近に気づき、かつ好意的に受け入れてもらえるであろうサウンド、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 劇的に流麗! アウディ『Q3スポーツバック』新型に備えよ
  2. 元世界王者レイニー、34年ぶりのラグナセカを特別なヤマハ『XSR900 GP』で駆け抜ける
  3. ポルシェデザインのタワマンは最高72億5000万円、アジア初バンコクの物件が日本発売へ
  4. ルノー、新型SUV『ボレアル』発表…世界70か国以上に投入へ
  5. プロが教える“失敗しない”キャリパー選びと注意点~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る