シボレー コルベット 新型を東京オートサロン2020でアジア初公開…納車は2021年春

GMジャパンブース(東京オートサロン2020)
GMジャパンブース(東京オートサロン2020)全 10 枚
ゼネラルモーターズ・ジャパン(GMジャパン)は1月10日に幕張メッセで開幕した東京オートサロン2020で全面改良したシボレー『コルベット』を日本初披露した。納車開始は2021年春頃を予定しているという。

GMジャパンの若松格社長は同日、東京オートサロンのブースで開いた報道向け説明会で「昨年7月18日にアメリカで初公開された8世代めのコルベット。日本ではもちろん初公開、そしてアジアでも初公開になる。アメリカでは2月から販売店にデリバリーされるので、まだアメリカでも販売店に行っても見られない」と明かした。

新型コルベットについて若松格社長は「8世代めのコルベットは、初めてミッドシップエンジンレイアウトとなった。デザインはアメリカの最新のジェット戦闘機F35や、F1のレーシングカーにインスパイアされた、大胆かつ未来的なフォルムを特徴としている。プロポーションはミッドシップレイアウトによってこれまでのコルベットとは変わったが、ひとつひとつのデザインキーをみれば、それがコルベットであることがすぐにわかると思う」と解説した。

さらに「日本仕様の新型コルベットは2LTと3LTを用意。いずれも6.2リットルV8エンジンを搭載。パフォーマンスエキゾーストやリアスポイラーなど、さらにパフォーマンスを追求したパッケージを標準装備し、これにより標準仕様のコルベットとしては歴代最速、時速0-60マイルまでには3秒もいらない速さを発生する。デリバリーは2021年の春を予定している」とも付け加えた。

GMジャパンが東京オートサロンに参加するのは今回が初めてで、新型コルベットとともにシボレー『カマロ』の2020年モデルも公開した。若松格社長はカマロの2020年モデルについて「フロントデザインを刷新するとともに、今年からはクラウドスイミングナビを標準装備、トンネルなどGPSが測位できない場所でも自律航法を行うことができるようになった。さらにタイヤの最適な空気圧を知らせる新機能も標準装備した。納車は2020年の夏くらいになる」と述べた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
  3. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  4. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  5. 【トヨタ GRヤリス 新型試乗】448万円からの価格にも納得、GRヤリスはまだまだ進化する…九島辰也
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る