パナソニック、テスラと太陽電池事業での提携解消---津賀社長は長期政権へ[新聞ウォッチ]

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パナソニックの津賀社長
パナソニックの津賀社長 全 2 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

【画像全2枚】

「パナとテスラ提携を解消」---。こんなタイトルを見て、ドキッとするとともに「やっぱり」と思った人も少なくないだろう。ただし、である。パナソニックが、米電気自動車(EV)メーカーのテスラと提携を解消するのは「太陽電池事業」であり、共同生産しているEV向け電池事業については継続するそうだ。

パナソニックが発表したもので、きょうの各紙も「パナソニック、太陽電池事業縮小、テスラと協業解消」(日経)などと報じている。

パナソニックとテスラは2016年に太陽電池事業での提携を発表。17年から米ニューヨーク州のテスラの工場で、共同で太陽光パネルに使う太陽電池を生産している。だが、子会社化した三洋電機が源流のパナソニックの太陽電池は、デザイン性や発電効率の問題でテスラの住宅向け太陽光パネルに採用されず、販売が伸び悩んで赤字続きとなり、今後も受注増が見込めないと判断。今年5月末に生産を終了し、9月末に撤退するという。

朝日は「EV用の車載電池での協業は続くが、テスラとの『蜜月』関係には陰りが目立ち始めている」と伝えているほか、毎日も「両社の関係が変化するか注目される」とも。

こうしたなか、パナソニックが津賀一宏社長が続投する人事も発表した。日経は「津賀社長の続投決定、パナソニック、構造改革、正念場に」とのタイトルで詳しく取り上げているが、6月の株主総会を経て正式決定すれば就任から9年目、異例の長期政権となるだけに、改めて手腕が問われることにもなる。

2020年2月27日付

●新型肺炎、イベント2週間自粛要請、政府、国立の博物館閉館(読売・1面)

●パナとテスラ提携を解消、太陽電池共同生産(読売・7面)

●サポカー補助金、高齢者の安全運転を支援(読売・13面)

●自粛内需株を直撃(朝日・7面)

●定昇人事評価で差、トヨタ導入を検討(毎日・7面)

●対談(下)、ノーベル化学賞・吉野彰さん、トヨタ・豊田章男社長 (東京・6面)

●オリックス、移動オフィス車拡大、太陽光パネルで給電(日経・14面)

●テスラ車事故「運転支援も一因」(日経・15面)

●津賀社長の続投決定、パナソニック、構造改革、正念場に(日経・15面)

●中古車競売3.5%高、1月、国内需要が回復(日経・21面)

《福田俊之》

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