【トヨタ ルーミー/タンク まとめ】軽自動車の居住空間を拡大…価格やデザイン、試乗記

トヨタ タンク
トヨタ タンク全 8 枚

トヨタが発売するトール2BOXのコンパクトカー『ルーミー/タンク』。広々とした空間「Living」と余裕の走り「Driving」を掛け合わせた「1LD-CAR」をコンセプトにダイハツが開発を担当し、『トール』として兄弟車が販売されている。子育て世代をターゲットに、乗り降りしやすい両側パワースライドドアなどを搭載。

目次

  1. 家族の成長に合わせて車も成長
  2. 新型トール2BOX、広々空間と余裕の走りを両立
  3. 【試乗】カタログの風合いにもひと味違いが…島崎七生人
  4. トヨタ&ユーザーへ、1リットルでプレゼンスを…開発者インタビュー
  5. “新ジャンル”表現した4つの顔…デザイナーインタビュー
  6. パッケージング考察…軽自動車のノウハウを詰め込み下克上
  7. 【試乗】やさしい走り出しに「わかってるなぁ、ダイハツ」…岩貞るみこ
  8. 【試乗】視界はまさにルーミー!“3気筒感”のない走りも魅力…青山尚暉

家族の成長に合わせて車も成長

トヨタは9日、新型トール2BOXの『ルーミー』と『タンク』を発売した。広々とした空間“Living”と余裕の走り“Driving”を掛け合わせた「1LD-CAR(ワン・エル・ディー・カー)」がコンセプトだ。

開発を担当したダイハツ工業の三井正則代表取締役社長は「『軽自動車で充分』から、ライフスタイルが変わる」とターゲットユーザーを説明する。子育てファミリーをはじめ、幅広いユーザーの日常にジャストフィットすることをめざした。乗り降りしやすいパワースライドドアや、ゆったりくつろげる室内の広さ、多彩なシートアレンジなど、ミニバンの持つ魅力をコンパクトカーに凝縮した。

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家族の成長に合わせて車も成長 画像

  • トヨタ・ルーミー 〈撮影 高木啓〉
  • トヨタ・タンク 〈撮影 高木啓〉
  • トヨタ・タンク 〈撮影 高木啓〉
  • 向かって右からダイハツ・トール、トヨタ・ルーミー、トヨタ・タンク 〈撮影 高木啓〉
  • ルーミーのCMキャラクター、加藤あい 〈撮影 高木啓〉
  • タンクのCMキャラクター、菜々緒 〈撮影 高木啓〉

新型トール2BOX、広々空間と余裕の走りを両立

トヨタ自動車は、トール2BOXの新型コンパクトカー『ルーミー』および『タンク』を11月9日に発売した。[写真80枚]

新型車ルーミー/タンクは、広々とした空間「Living」と余裕の走り「Driving」を掛け合わせた「1LD-CAR」をコンセプトとし、子育てファミリーをはじめとする幅広いユーザーにフィットする新タイプのトール2BOXだ。

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新型トール2BOX、広々空間と余裕の走りを両立 画像

  • トヨタ ルーミー カスタムG-T
  • トヨタ タンク カスタムG-T
  • トヨタ ルーミー カスタムG-T
  • トヨタ ルーミー カスタムG-T
  • トヨタ ルーミー カスタムG-T
  • トヨタ ルーミー

【試乗】カタログの風合いにもひと味違いが…島崎七生人

ミリタリーマニアが「エッ!?」と驚きそうな車名。しかし実車は至って平和目的のためのファミリーカーで、ネーミングも“水槽=たくさんの物を積み込める空間をイメージ”したものだという。

ちなみに兄弟車とは本カタログの“風合い”がひと味違う。ザラッとした紙質で、ページのレイアウトや写真もまるで雑貨のセレクトショップのカタログ風。ファミリー層のなかでも生活スタイルこだわり派向けのようだ。

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【試乗】カタログの風合いにもひと味違いが…島崎七生人 画像

トヨタ タンク S“G”トヨタ タンク S“G”

トヨタ&ユーザーへ、1リットルでプレゼンスを…開発者インタビュー

トヨタ『ルーミー』やスバル『ジャスティ』としてOEM供給するダイハツ『トール』。その開発には、トヨタという巨人に“存在感”を示す必要も迫られた。そのカギはどこにあったか? ダイハツ工業 開発本部製品企画部 嶋村博次CE(チーフエンジニア)に聞いた。

1リットルでプレゼンスを

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トヨタ&ユーザーへ、1リットルでプレゼンスを…開発者インタビュー 画像

  • トヨタ タンク(左)と ルーミー(右)はダイハツ トール のOEM車
  • トヨタ ルーミー
  • ダイハツ工業 開発本部製品企画部 嶋村博次CE
  • ダイハツ トール
  • 新開発の1リットルターボエンジン
  • トヨタ タンク

“新ジャンル”表現した4つの顔…デザイナーインタビュー

トヨタ『タンク/ルーミー』、スバル『ジャスティ』としてOEM供給するダイハツ『トール』。このクルマには、4つの顔と、3社の系列販売会社の棚に並ぶそれぞれの“売り”がある。カギとなったデザインについて、ダイハツ工業 デザイン部 才脇卓也主査に聞いた。

軽の拡大版ではなく新ジャンル

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“新ジャンル”表現した4つの顔…デザイナーインタビュー 画像

上段がダイハツトール(左)、トールカスタム(右)、下段がトヨタルーミー(左)、タンクカスタム(右)上段がダイハツトール(左)、トールカスタム(右)、下段がトヨタルーミー(左)、タンクカスタム(右)

パッケージング考察…軽自動車のノウハウを詰め込み下克上

ダイハツ『トール』、トヨタ『ルーミー/タンク』は、ダイハツ軽のパッケージング技術が生きているコンパクトカーだ。

軽自動車、特に容量系モデルは限られたボディサイズの中でいかに広大な居住空間を創出するかがポイント。後席スライド機構も後席足元スペースとラゲッジの奥行きを可変するためにある。後席にあまりスペースが必要なければ、後席を前だししてラゲッジスペースを拡大することができるわけだ。

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パッケージング考察…軽自動車のノウハウを詰め込み下克上 画像

  • ダイハツ・トール、トヨタ・ルーミー/タンク
  • ダイハツ・トール、トヨタ・ルーミー/タンク
  • ダイハツ・トール、トヨタ・ルーミー/タンク
  • ダイハツ・トール、トヨタ・ルーミー/タンク
  • ダイハツ・トール、トヨタ・ルーミー/タンク
  • ダイハツ・トール、トヨタ・ルーミー/タンク

【試乗】やさしい走り出しに「わかってるなぁ、ダイハツ」…岩貞るみこ

広い。とにかく広い。乗り込んだとたんに感じる車内の広さは、フロントウィンドーの大きさでさらに強烈に印象付けられる。窓の広さは光をとりこみ、まわりの景色が手に取るようにわかる。なんたる開放感。性格までおおらかになりそうだ。

広さを演出するのは、こうした物理的な広さと明るさだけではない。座りやすい高さのシート。助手席シートとのあいだにある空間で、後部座席へ移動できる気持ち的余裕。いや、それ以前に、床が低いうえにサイドシル(敷居)の凹凸がなく、足をうんしょと持ち上げなくてもするりと乗り込めるあたりから、「ひろっ!」という心のゆとりは始まっているのである。

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【試乗】やさしい走り出しに「わかってるなぁ、ダイハツ」…岩貞るみこ 画像

トヨタタンクカスタム(左)とルーミー(右)トヨタタンクカスタム(左)とルーミー(右)

【試乗】視界はまさにルーミー!“3気筒感”のない走りも魅力…青山尚暉

カスタムありきのエクステリアデザイン、1リットルクラスのコンパクトカーとしてはあまり例のない両側スライドドアを備えた、ダイハツ軽のノウハウをつぎ込んだ、『パッソ/ブーン』のプラットフォームを採用する“くつろぎ"スモールである。

1リットルのNAエンジンを積むモデルはパッソ/ブーン譲りの軽量、コンパクトな3気筒、69psエンジン、車重増に対処した専用ギヤ比を持つCVTを搭載。街乗りベストな動力性能を備え、JC08モード燃費は24.6km/リットル、最小回転半径4.6mと、経済性、小回り性ともに優秀だ。

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【試乗】視界はまさにルーミー!“3気筒感”のない走りも魅力…青山尚暉 画像

トヨタ ルーミートヨタ ルーミー

《滑川寛》

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