【小田急ロマンスカーミュージアム】歴代5車種を保存展示[フォトレポート]

ロマンスカーミュージアム:ロマンスカーギャラリー
ロマンスカーミュージアム:ロマンスカーギャラリー全 29 枚

小田急電鉄は、小田急線海老名駅隣接地に「子どもも大人も楽しめる鉄道ミュージアム」をコンセプトにした、小田急初の屋内常設展示施設「ロマンスカーミュージアム」を4月19日に開業する。常設展示されるロマンスカーは、SE、NSE、LSE、HiSE、RSEの5車種。

車庫のような雰囲気の1階車両展示室「ロマンスカーギャラリー」に、時代を彩ったロマンスカー5車種を常設展示し、歴代を見比べることができる。旅の思い出に浸ったり、家族での会話を楽しめるよう、車両の側には椅子やテーブルも設置してある。

SE(3000形)は先頭車と中間車の3両を展示。一端が新製時の形状を復元して列車名が「乙女」、もう一端が改造後、引退時の形状で列車名も引退時の「あさぎり」だ。NSE(3100系)も先頭車と中間車の3両編成で、列車名は「えのしま」と「さようなら3100形」(複製)となっている。

通常はゆっくりと見る機会の少ない車両の足元までを含め、至近距離でロマンスカーを鑑賞できる。とくにロマンスカーの特徴である連接台車は、HiSE(10000形)のものを、一方の車体をどけた状態で見ることができる。

一部の車両は車両内に入ることもでき、HiSEとRSE(20000形)は客室まで、SEとNSEはデッキまで入ることができる。

ミュージアムの入場について、開業から当面の間は、新型コロナウイルス感染症対策のために事前予約制だ。ロマンスカーミュージアムのウェブサイトより予約を受け付けている。
[フォトレポート]小田急ロマンスカーミュージアム
●開業時の車両と、今を見せる巨大ジオラマ
●LSEシミュレーターにしびれる…みんなが楽しめるよ
●カフェのメニューに涙、テラスの時刻表にニヤリ

《高木啓》

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