鉱山の無人ダンプトラックの運行システムで小型車両も自動走行、コマツとトヨタが共同開発へ

コマツ製無人ダンプトラックと、トヨタ製ALV(コンセプト車両)
コマツ製無人ダンプトラックと、トヨタ製ALV(コンセプト車両)全 2 枚

コマツトヨタ自動車は5月17日、無人ダンプトラック運行システム(AHS)上で自動走行するライトビークル(ALV)の開発にて協業を開始すると発表した。

近年、鉱物やエネルギー資源の安定供給のため、鉱山現場は長時間稼働が求められ、過酷な労働条件でオペレーターなどの人材不足が課題となっている。また、多くの機械が稼働している鉱山現場では、さらなる安全性向上のため、人的ミスによる事故の削減も求められている。

現在、AHSの管制下では、鉱山現場の走路に、無人ダンプトラックと、作業員の輸送や保守点検に携わる有人ライトビークルとが混在して走行。人的ミスによる衝突を避けるため、すれ違い時に無人ダンプトラック側が減速、または停止する仕組みを取り入れることで安全性を確保している。しかし、無人ダンプトラックの稼働効率という観点からは、鉱山オペレーション全体の生産性に課題を残していた。


《纐纈敏也@DAYS》

アクセスランキング

  1. インフィニティの中型SUV『QX60』、改良新型は表情一新…初の「SPORT」も設定
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  4. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  5. スバル『クロストレック』を快適にローダウン&スタイリッシュにリフトアップ! ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る