BYDは6月7日、中国当局からレベル3の自動運転の公道での走行テストの認可を初めて取得した、と発表した。BYDは、このリストに選ばれた中国で最初の自動車メーカーのひとつになった。
ここ数年、レベル2の先進運転支援システム(ADAS)搭載車の中国市場での普及が進んでいる。レベル2では運転と車両の制御は完全にドライバーに委ねられている。
一方、レベル3の自動運転は複数の冗長システムを持ち、特定の状況下でドライバーが運転操作を車両に任せることを許可するため、安全性の要求が非常に厳しい。レベル3の自動運転が公道テストの段階に入ることは、自動運転技術が実験室から産業化へと進む重要なステップという。