モービルアイ、次世代LiDARの自社開発を中止…イメージングレーダー開発に注力

モービルアイのイメージングレーダー
モービルアイのイメージングレーダー全 2 枚

インテル傘下のモービルアイ(Mobileye)は、次世代の周波数変調連続波(FMCW)Lidarの自社開発を中止することを決定した、と発表した。この決定は、同社の長期技術ロードマップの定期的な見直しの一環として行われたものだ。

【画像全2枚】

Mobileyeは、次世代FMCW LiDARの利用が今後の自社製品にとって必須ではないと判断した。この決定には、EyeQ6ベースのコンピュータビジョン技術の大幅な進展、自社開発のイメージングレーダーの性能の明確化、そしてサードパーティ製のタイムオブフライトLiDARユニットのコスト削減が予想以上に進んだことが影響している。

この決定は、Mobileyeの顧客製品プログラムや一般的な製品開発には影響を与えない。また、同社のイメージングレーダーの開発へのコミットメントにも変わりはない。イメージングレーダーは、Mobileyeの自社センサー開発における戦略的優先事項であり、コストと性能の最適化およびスケーラビリティにおいて競争優位性をもたらすと期待されている。

LiDARの研究開発部門は2024年末までに閉鎖され、約100人の従業員に影響を与える見通し。2024年のLidar研究開発部門の運営費は約6000万ドル(株式報酬費用約500万ドルを含む)と予想されている。この措置は2024年のMobileyeの業績に大きな影響を与えることはないが、将来的なLiDAR開発費用の回避につながる。

Mobileyeは、今後も自社の技術開発に注力し、競争力を維持するための戦略的な決定を続けていく。

《森脇稔》

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