ブリヂストンブースにタイヤがない!? その理由は…ジャパンモビリティショー ビズウィーク2024

ブリヂストンブース(ジャパンモビリティショー ビズウィーク2024)
ブリヂストンブース(ジャパンモビリティショー ビズウィーク2024)全 9 枚

「ジャパンモビリティショー ビズウィーク2024(Japan Mobility Show Bizweek 2024)」(千葉県・幕張メッセ、10月15日~18日)は出展企業の新たなビジネスや他社との協業を促すビジネスショーの色彩の濃いイベントとなった。ブリヂストンが物流業界との新たな連携を模索する出展を実施したので取材した。

ブースに行くと、タイヤが1本も展示されていない…これまでには考えられない出展スタイルにまずは驚いた。しかしこれにはワケがあった。今回のジャパンモビリティショー ビズウィーク2024において、ブリスヂトンはタイヤ技術や製品訴求ではなく、輸送事業者に向けてタイヤソリューションのアピールやタイヤサービスに対する新たなニーズのリサーチを主な目的としたとのこと。それだけにブースには打ち合わせスペースとして利用できるテーブルがしつらえられ、ここで輸送関連企業の担当者から意見を聞くというスタイル。かなり異質なブースとなったのはそのためだった。

同社はこれまでもトラックやバスなどの輸送事業者に向けて「TPP(トータルパッケージプラン)」と呼ばれるサービスを展開している。すでに10万件程度のサポート実績を持ち、同社としても大きなビジネス分野になっている。しかし、この分野にさらなるビジネスチャンスを感じている同社は今回のジャパンモビリティショー2024で事業者にもっとメリットを感じてもらえるサービスを開発していくことを目標にしたという。


《土田康弘》

アクセスランキング

  1. ホンダ『プレリュード』新型、ホームページで先行公開…発売は9月
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
  5. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る