BMWグループとHERE、自動運転技術で提携拡大…CES 2025

BMWグループとHEREが自動運転技術で提携拡大
BMWグループとHEREが自動運転技術で提携拡大全 2 枚

地図情報サービスを手がけるHERE TechnologiesとBMWグループは「CES 2025」において、運転体験の向上や道路安全性の改善、ソフトウェア定義車(SDV)アーキテクチャの実現に向けて、パートナーシップを拡大すると発表した。

2025年から、BMWの新型車にHERE社の標準および高精度(SD/HD)マップデータを統合したスタックが採用される。これにより、車線レベルの位置特定から先進運転支援システム(ADAS)、自動運転まで、幅広い運転機能が可能となる。HEREの詳細かつ常時更新されるマップは、欧州連合のインテリジェント・スピード・アシスタンス(ISA)規制への準拠やNew Car Assessment Program(NCAP)での高評価獲得にも貢献する。

BMWグループに提供されるHEREのすべてのデータは、同社の革新的なAI主導型統合マッピングシステム「UniMap」によって生成される。UniMapは、SD、ADAS、HDデータを単一の意味的に一貫したデジタル世界表現に統合する。これは、SDVアーキテクチャ内で位置データを必要とする増加する使用事例に不可欠という。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. MTのみの潔さに「ほぼ最高では?」 フィアット『500ハイブリッド』発表に国内でも注目集まる
  2. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  3. 「空調」がクルマを変える! カルソニックカンセイをルーツに持つ「ハイリマレリ」が巻き起こす“新風”…ジャパンモビリティショー2025PR
  4. 加藤製作所、新世代ラフテレーンクレーン「SL-250RV」発売…油圧伸縮起伏ジブ採用
  5. 【プジョー 208 新型試乗】新ハイブリッド搭載で、俊敏なハンドリングがより際立つ…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る