自動運転技術を開発するティアフォーは、お台場、西新宿で行ったロボットタクシーの社会実装を目指した実証実験の成果を発表。ティアフォーの自動運転システムを搭載したJPN TAXI車両を使用し、複雑な交通環境下での約500個のシナリオを評価した。
交差点右左折や路上駐車車両の回避など、様々な状況下での走行を検証。安全を優先しつつ、必要に応じて運転手が操作を引き継ぐ形で実験を進めた。
お台場では、利用者が音声入力で目的地を指示し、東京テレポート駅周辺を中心に走行。1回の乗車による平均走行距離は約3km、総走行距離は約354kmに達した。一方、西新宿では、配車アプリで7つの目的地から1か所を選択する方式を採用。1回の乗車による平均走行距離は約3km、総走行距離は約622kmを記録した。