BYD、1メガワット充電対応「スーパーeプラットフォーム」発表…5分の充電で400kmの走行が可能に

BYDが1メガワット充電対応「Super e-Platform」発表
BYDが1メガワット充電対応「Super e-Platform」発表全 5 枚

BYDは3月19日、電気自動車(EV)の充電時間を大幅に短縮する革新的な技術「スーパーeプラットフォーム(Super e-Platform)」を中国で発表した。この新プラットフォームは、従来のEVの課題であった充電時間の長さを解消し、ガソリン車並みの給油速度を実現することを目指している。

スーパーeプラットフォーム最大の特徴は、1メガワット(1000kW)という業界最高レベルの充電能力だ。これにより、1秒あたり2kmの航続距離を追加することが可能となり、わずか5分の充電で400kmの走行が可能になるという。

この高速充電を支える技術として、BYDは「Flash Charging Battery」と呼ばれる新型バッテリーを開発した。このバッテリーは、最大充電電流1000A、最大充電レート10Cという量産車としては世界最高水準の性能を誇る。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る