VWグループ、自動運転にトムトムの高精度地図採用…AIとマルチソースデータで235以上の国と地域をカバー

TomTom Orbis MapsがVWグループのCARIADが開発する自動運転システムを強化
TomTom Orbis MapsがVWグループのCARIADが開発する自動運転システムを強化全 1 枚

トムトム(TomTom)は1月5日、同社の先進的なトムトム・オービス・マップスが、フォルクスワーゲングループの自動車ソフトウェア企業CARIADが開発する自動運転システムのコアコンポーネントに採用されたと発表した。

自動運転向けトムトム・オービス・マップスは、高精度な最新位置情報によって、CARIADのシステムの周囲環境の認識能力を強化し、拡大するための、地理、位置、状況、関連性などの基本的な空間的文脈を提供する。車両ソフトウェアスタック全体における追加の地図ベースのレイヤーとして、トムトムの高度な地図テクノロジーは車載センサーや各種システムを補完する。

この機能により、インテリジェント・スピード・アシスタンス(ISA)からハンズフリー運転にいたるまで、状況に応じた幅広い安全性が重要となる自動運転機能の強化に寄与し、フォルクスワーゲングループ各ブランドが今後展開するモデルにおいて、複雑な運転状況下でも予測可能な、人間のような対応をサポートする。

トムトムのAIネイティブでリアルタイムな地図作成プラットフォームは、拡張性と共同作業性を前提に構築されており、安定したオープンな地図標準を参照しながら、詳細な車線の形状、車線の属性、および行動データの作成を可能にする。相互運用可能な地図は、独立したコンテンツ制作者に恩恵をもたらし、あらゆる道路クラスで分単位の更新を保証するという。

トムトムのマルチソース地図作成アプローチは、高精度な自動車センサーから取得した観測データ、車両計測、航空データを統合している。これによりトムトム・オービス・マップスは、常時、変化をモニタリングし、迅速な情報更新をしながら、235以上の国と地域において、あらゆる道路タイプをカバーする、卓越した品質と最新性を実現している。

トムトムは、何十億のデータポイント、何百万の情報ソース、何千ものコミュニティ、これらの膨大な情報を統合し、世界で最もスマートな地図を創りだす地図メーカーである。アムステルダムに本社を置き、世界中に3500人の従業員を擁するトムトムは、30年以上にわたりモビリティの未来を切り拓いてきた。

《森脇稔》

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