ホンダは、サンリオと幅広い世代に向けてバイクやモータースポーツの魅力、交通安全の大切さを伝える「SMILE RIDER PROJECT(スマイル・ライダー・プロジェクト)」を始動すると発表した。
ホンダは、これまでサンリオのキャラクターとコラボレーションしたバイクや用品を販売するなど、共同で取り組みを行ってきた。こうした取り組みをさらに発展させ、“子供も大人もみんな笑顔に”をコンセプトとした共同プロジェクトとして、両社それぞれの強みを生かし若年層にバイクやモータースポーツへの興味・関心を広げる活動に取り組む。
また、全ての交通参加者が「事故に遭わない社会」の実現に向けて、「Safety for Everyone」のグローバル安全スローガンを掲げ、ライダーやドライバーをはじめ、将来交通社会人となる小学生を対象とした、交通安全の普及活動を行っていくとした。
「SMILE RIDER PROJECT」のキービジュアル
◆「クロミ」仕様のマシンで鈴鹿8耐参戦へ
プロジェクトの取り組みの一つとして、鈴鹿サーキットで7月5日に開催される「2026 FIM世界耐久選手権 “コカ・コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第47回大会」(鈴鹿8耐)に、「SANRIO CHARACTERS × Honda Kumamoto Racing(サンリオ・キャラクターズ・ホンダ・クマモト・レーシング)」として参戦する。
今回のコラボレーションでは、ホンダの国内二輪生産拠点である熊本製作所が今年で操業50年の節目を迎えること、そして鈴鹿8耐に出場する『CBR1000RR-R FIREBLADE』を同製作所で開発・生産していることにより、熊本製作所に所属する従業員チーム「Honda緑陽会(りょくようかい)熊本レーシング」が、このプロジェクトをサポートする。
マシンには、サンリオの人気キャラクター「クロミ」をあしらった特別なカラーリングを施した。さらに、ヘルメットやレーシングスーツ、チームスタッフのウエア、ピット内にも「ハローキティ」、「クロミ」、「ポムポムプリン」をデザインし、サーキットを華やかに彩る。これにより、バイクやモータースポーツに親しむ新たなファン層の拡大を目指すという。
◆サンリオファンもサーキットを楽しめる
SMILE RIDER PROJECT応援フラッグのイメージさらに、より幅広い層に鈴鹿8耐の迫力や臨場感をサーキットで体験してもらうことを目的に、「SMILE RIDER PROJECT応援席」を150席用意する。鈴鹿サーキットのホームストレートを一望でき、スタートやゴール、ピット作業等のレースの緊迫感をより感じることができるV2指定席に、今回のプロジェクトを記念したベースボールシャツなどの応援グッズをセットにしたチケットは、鈴鹿サーキット公式オンラインショップ「MobilityStation」で、6月8日11時に発売する。
16歳から23歳を対象とした「16-23 ZERO円パス」でも、SMILE RIDER PROJECTの応援フラッグを用意。これにより「鈴鹿サーキットで、より多くの方にSANRIO CHARACTERS × Honda Kumamoto Racingを応援いただき、レースの魅力を体感いただけます」としている。
また、鈴鹿サーキットパーク内の「Honda RACING Gallery」の地下1階 企画展示エリアでは、これまでのサンリオのキャラクターとホンダのコラボレーション車両を展示するほか、人気キャラクターによるグリーティングや限定コラボグッズの販売など、レースファンのみならずサンリオのキャラクターファンにも楽しめるコンテンツを用意する。
◆小学生の交通安全意識の醸成へ
交通安全Tシャツプロジェクトでは、小学生の交通安全意識の醸成にも取り組む。
ホンダは1970年より安全運転普及本部を発足、運転者だけでなく、子供から高齢者まで、交通社会に参加するすべての人を対象とした交通安全啓発活動に積極的に取り組んでいる。
歩行中の交通事故死傷者数を年齢別でみると、7歳の子供が突出して多いことを踏まえ、鈴鹿8耐の開催地である鈴鹿市(教育委員会や交通防犯課)と連携し、サンリオのキャラクターと交通安全のメッセージがデザインされた「交通安全Tシャツ」を、鈴鹿市内28校の小学校に在籍する小学1年生約1400名に配布する。このTシャツの贈呈式を、6月24日に鈴鹿市内の小学校で開催する予定。
また、鈴鹿市内の小学校では、ホンダが開発した教育教材「あやとりぃひよこ」や「デジタル交通安全かるた」を用いた交通安全教室を開催し、交通安全を学ぶ機会を通じ安全意識を高める活動を展開していく。これらの取り組みを通じてプロジェクトが目指す、“子供も大人もみんな笑顔に”なる交通社会の実現を目指していくとした。




