●まずは“補正”…テストカーでトラブル発生
説明書によると、正確な燃費表示のためには補正作業が必要だという。OBDから得られるデータは「ガソリンを○リットル噴射した」というのではなく、「何秒間(通常はミリ秒単位)噴射した」というもの。噴射時間だけでは、エンジン形式やインジェクターの個体差などにより吐出量が異なってしまう。また、走行距離データも、タイヤの銘柄や減り具合などにより微妙に異なる。こうした誤差を1台づつ補正してやるのだ。
と言っても補正方法は簡単。製品装着後、初めてガソリンを満タンにした時にトリップメーターをゼロにするとともに、製品をリセットしてやる。で、次回の満タン給油時に、トリップメーターの値と給油量を直接、製品に入力してやるのだ。補正中の表示は正確ではないため、アテにしないほうが良い。
と、ここでトラブル発生。水温表示がエンジン始動後に始動時に17度(摂氏)付近を指し、その後はどんどん下がっていき、0度の次に200度台となってしまうのだ。実は、エスティマスーパーチャージャーは適応車種の「動作未確認」となっていた。「まあ、基本的にエンジンは同じだし、ダイアグノーシス信号も変わっていないだろう」と取り付けを強行したのだが、動作未確認が水温誤表示となって表れてしまったのだ。
テクトムに相談すると「うーん、通信エラーではなく、水温データが他のトヨタ車と逆になって出ている可能性がありますね」(技術開発部の堀江直樹さん)とのこと。「ソフトに手を入れれば直ります」との言葉に甘え、さっそく同社に製品を持ち込む。作業自体はモノの15分ほどで終了。
自宅に戻ってテストすると、エンジン始動時にだいたい30度、通常走行時は92〜95度で安定した。ディーラーによると、夏場の水温はエンジンをかけてなくても30度くらいになるという。なるほど、勉強になりました…。ちなみに、今回の件で動作確認がとれたため、同社では同じエスティマスーパーチャージャーのオーナーには同じ処理をしてくれるそうだ。どうも、お騒がせしました…。
01/10●燃費がだいたい2割はアップ
02/10●カンペキでないと気が済まない
03/10●取り付けは簡単…ここに気をつけて
05/10●変わる、変わる…貯金がたまる?
06/10●見えない燃費が見えるから、分かる
07/10●昔取った杵柄で表示の精度をチェック
08/10●ギョッとしたり、感心したりで
09/10●こんな機能もこういうふうに便利
10/10●おススメできるこれだけの理由




