【神尾寿のアンプラグド特別編】携帯電話の欧州プレミアム…ノキア 後編

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【神尾寿のアンプラグド特別編】携帯電話の欧州プレミアム…ノキア 後編
【神尾寿のアンプラグド特別編】携帯電話の欧州プレミアム…ノキア 後編 全 10 枚 拡大写真
7
 Bluetoothを推進、全機種に搭載

「より安全なソリューションとしては、ノキア純正のカーキットやヘッドセットをご用意しています。ノキアはBluetooth(ブルートゥース)分野の推進をしていることもあり、ほぼすべてのノキア製携帯電話にBluetoothを搭載しています。車内用のカーキットも、Bluetooth対応のものを販売しています」(日下部氏)

すでに日本でも発売されているものとしては、Bluetoothヘッドセットの『Nokia Wireless Boom Headset HS-4W』、固定式のBluetoothハンズフリーキット『Nokia Advanced Carkit CK-7W』がある。どちらもノキアの直営店か、オンラインショップで購入することが可能で、売れ行きも好調だという。

「ノキアとして、これらクルマ向けの周辺機器を用意するのは、安全性のためには『クリアな音質』な大切だと考えるからです。さらにノキアユーザーの方々はデザインにこだわる方が多いですから、クルマの中でスマートに使えるカーキットが必要です」(日下部氏)

安全性へのこだわりも強い。ノキアの純正カーキットでは、基本コンセプトとして「ワンボタン・ワンアクション」での利用を徹底している。例えば、Nokia Advanced Carkit CK-7Wでは、大きめのボタンを押して着信できるだけでなく、ボタン外周のリングをなぞることで音量調節ができる。カーオーディオの操作よりも簡単だ。さらに最新機種である『N71』との組み合わせでは、ボタンの長押しで、電話帳に登録された相手の名前を言うだけで発信ができるボイスコマンド機能が利用できる。

また、Bluetoothに対応すること自体も、安全性に寄与すると日下部氏は指摘する。「クルマは乗り降りするものですから、ケーブル接続式のハンズフリーキットやイヤホンマイクでは、接続が面倒になってきます。次第に『つながなくなる』わけですね」

「しかし、Bluetoothなら自動的にハンズフリーキットと接続しますし、ワイヤレスですから、乗り降りの度にケーブルをつなぐといった手間がありません。ハンズフリーキットやヘッドセットなど安全のための装置が、現実的な提案になってくるわけです」(日下部氏)
  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 4
  6. 続きを読む

《神尾寿》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る