【ドイツ ミドルクラスセダン徹底比較】歴代モデルで見る5シリーズ、A6、そしてEクラス

自動車 ニューモデル 新型車
【ドイツ ミドルクラスセダン徹底比較】歴代モデルで見る5シリーズ、A6、そしてEクラス
【ドイツ ミドルクラスセダン徹底比較】歴代モデルで見る5シリーズ、A6、そしてEクラス 全 52 枚 拡大写真

1970年代…1972年、ついに初代5シリーズが登場

1972年、ついに初代『5シリーズ』(E12型、1972 - 81年)が登場する。その役割は「BMW 1800」「BMW 2000」などの4ドア上級セダン系を継承すること。ボディサイズはそれらより拡大され、「シルキースムーズ」と評された6気筒エンジンも1973年から採用された。また「520」といった3ケタ数字をモデル名とする方法も、この初代5シリーズから始まっている。

【画像全52枚】

◆1970年代…第2世代のコンパクトクラスと2代目アウディ100が登場

1976年、メルセデス・ベンツは第2世代のコンパクトクラスとなる「W123型」(1976 - 84年)を発表する。これは1972年発売の初代Sクラス(W116型)を言わばダウンサイジングしたもので、サイズ的にも内容的にも現代のミディアムクラスに近いモデルとなった。またメルセデス・ベンツにとって初の「量産」ステーションワゴンとなった「Tシリーズ」(1977年)の設定もこのモデルからだ。

同じ年、アウディは8年ぶりにフルモデルチェンジした2代目「アウディ100」(C2型、1976 - 82年)を発売する。先代は4気筒エンジンのみだったが、2代目ではフェルディナント・ピエヒが陣頭指揮をとって開発した直列5気筒エンジンを採用し、6気筒エンジンのライバルに対抗した。またメルセデスのTシリーズと同じ1977年に、5ドアワゴンの「アバント」が登場している。

  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 4
  6. 5
  7. 6
  8. 続きを読む

《丹羽圭@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
  2. 「3つの味」が選べる新型トヨタ『RAV4』日本仕様が一般公開! 2025年度内発売へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. サイドミラーの死角を減らせる補助ミラーは、アナログとデジタル、どっちが買い?[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. 【マツダ CX-5 新型】後席はマツダ車トップクラスの快適性、研ぎ澄ませた「3つの価値」とは
  5. 9000万円の「R34 GT-R」をHKSが販売!?「東京オートサロン香港」でHKSが初披露へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る