【ドイツ ミドルクラスセダン徹底比較】今なぜ5シリーズか…BMWのエンジニアリングからフィロソフィーまで

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【ドイツ ミドルクラスセダン徹底比較】今なぜ5シリーズか…BMWのエンジニアリングからフィロソフィーまで
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日本だけでなく世界中の市場において、圧倒的な支持を得ているドイツ製高級ミドルクラスセダン。中でも「駆けぬける歓び」をテーマに、直列6気筒エンジンや50:50の前後重量配分といったクルマ作りの理想を追求したBMW『5シリーズ』は、デビューから約6年が経過した今も、独自の存在感を放っている。

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折しもメルセデスベンツからは新型『Eクラス』が登場し、このクラス全体やそれを迎え撃つ5シリーズにもあらためて注目が集まっている。そこで今回は5シリーズの魅力、そこに注ぎ込まれたBMWのこだわり、ユーザーから支持されている理由などをBMWの製品担当のコメントを通じて検証する。

◆常識をくつがえした

現行5シリーズ「E60型」がデビューしたのは2003年。日本にも早速その年に導入されたが、当時誰もがそれを見て感じたのは「すごいデザインで出てきた」という驚きではなかっただろうか。だが一方で多くの人が、思っていたほど過激じゃなくてほっとした、という相反する印象を持ったのも確かだろう。

これは現行5シリーズのデビューに先立つ2001年に衝撃的なデザインで登場した先代7シリーズ「E65/66型」に比べれば、という意味だ。先代7シリーズのデザインはそれほどセンセーショナルであり、一時はデザインを監修したクリス・バングル氏(1992年からBMWのデザイン部門統括責任者。2009年2月に退任)の責任問題にまで発展する騒ぎとなった。近年これほど物議をかもしたカーデザインは他にない。

「コンサバティブなデザインが多かったミドルクラスセダン市場に、斬新でエッジの効いたデザインを最初に持ち込んだのは現行5シリーズと思います」。と語るのはBMWジャパンの製品担当である佐藤毅プロダクトマネジャー。

言わば最高級セダンである7シリーズのデザインにアッパーカットを食らった我々は、その斬新なデザインに「目が慣らされた」とも言えるだろう。そしてこれまで当たり前に見えていたコンサバティブなデザインが色褪せて見え始めたちょうどその時、登場したのが5シリーズだったわけだ。こうしたタイミングは、今になって思えば17年にわたってBMWのデザインをリードしたクリス・バングル氏の周到な計画だったようにも思える。

【関連リンク】BMW 5シリーズ公式サイト

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《丹羽圭@DAYS》

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