ザウバーCEO「マレーシアGPはまぐれではない」

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
モニシャ・カルテンボーン
モニシャ・カルテンボーン 全 2 枚 拡大写真
ザウバーCEOモニシャ・カルテンボーンは、シーズン2度目のポディウムによって3月マレーシアのリザルトが単なるまぐれ当たりではなかったことが実感されるなど、チームの士気が高まっていると語る。

モントリオールでは予選で15位と低迷したセルジオ・ペレスだが、レースでは巧みな1ストップストラテジーを実行して3位ポディウムに輝いた。セパン以降の沈黙を打ち破るかのようなポイントフィニッシュである。

カルテンボーンのコメントだ。

「ザウバーのペースや戦闘力は誰もが認めてくれているのに、私たちは要領よくポイントを集めることはできませんでした。今回のようなリザルトは、あれは一回限りの幸運だったのではないかという思いを吹き払ってくれました。ミスをしなければちゃんと結果は出せるのだという自信を取り戻すことができたのです」

普通であればデグラデーションが激化する高温条件でタイヤを温存する技術が今回のペレスの“勝因”と言われることに対し、カルテンボーンはこう付け加える。

「それだけがキーファクターだったとは思いません。タイヤマネージメントの重要性はどのチームも等しく認識していますが、それだけが成功の理由だという単純な見方には同意できません。真の理由は、ザウバーのマシンの優秀さとチームのストラテジー、セルジオ(ペレス)の卓越したドライブ、そしてあまり上手ではないといわれていたピットワークを見事にやり遂げたクルー。これらが全て調和した結果がこのリザルトだと思っています」

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. ネオレトロ感漂う新型ホイール「+81Wheel」、阿部商会「ラ・ストラーダ」ブランドから発売
  5. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る