首相適任者、ナジブ首相がトップ支持 アンワル氏は僅差の2位=マラヤ大調査

エマージング・マーケット 東南アジア
首相適任者、ナジブ首相がトップ支持 アンワル氏は僅差の2位=マラヤ大調査
首相適任者、ナジブ首相がトップ支持 アンワル氏は僅差の2位=マラヤ大調査 全 2 枚 拡大写真

マラヤ大学民主主義・選挙センター(UMCEDEL)が行った調査によると、次期首相に相応しい人物として43%がナジブ・ラザク首相、42%がアンワル・イブラヒム元副首相とそれぞれ回答し、両者の支持が拮抗する結果となった。

【画像全2枚】

今回が初めての投票となる有権者だけに限っては、アンワル氏支持が52%とナジブ氏支持の30%を上回った。民族別でみると、ブミプトラ(マレー人および先住民族の総称)はナジブ氏支持がアンワル氏支持を上回ったが、華人は61%がアンワル氏支持だった。

与党連合・国民戦線(BN)と野党連合・人民同盟(PR)の支持率については、42%がBNを支持すると回答し、37%がPRを支持すると答えた。まだ支持する党を決定していないとの回答は21%だった。PR支持は前回9月の調査の際の30%から7ポイントアップ。反対にBN支持率は2ポイントダウンした。

投票先を決めていないとの回答が最も多かったのは華人の53%。マレー系は37%、インド系は10%だった。決めていないと回答した有権者のうち49%が大卒者で、51%が21歳—30歳の若年層だった。投票先を決定していない有権者のうち48%は新規有権者だった。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  6. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  7. 日産、新型SUV『カイト』予告…ブラジルで生産し世界20か国以上に輸出へ
  8. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  9. メルセデスベンツ『GLC』新型、高性能AMG版、驚愕の939馬力を発揮する可能性!
  10. スズキ『キャリイ』『スーパーキャリイ』、フロントと内装デザイン一新…改良新型の先行情報を公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る