バイオディーゼル、全国で2014年中頃に発売へ マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
バイオディーゼル イメージ
バイオディーゼル イメージ 全 2 枚 拡大写真

パーム油由来のメチルエステルをを5%混合したバイオディーゼル油「B5」と10%混合の「B10」が全国のガソリンスタンドで来年中頃から発売される見通しだ。

再生可能で持続可能なパーム油を利用し、枯渇しつつある石油への依存を軽減することが導入の狙い。

現在、クアラルンプールとプトラジャヤ、セランゴール、ネグリ・センビラン、マラッカにおいて「B5」が販売されている。「B5」はペトロナスとシェル、シェブロン、ペトロン、BHPのスタンドで提供されている。「B5」の現在の販売量は1年間11万トンで、全国での販売により16万トンに増えると予想されている。
バーナード・ドムポク農園・一次産業相によると、政府は3億リンギの助成金を割り当てる方針で、そのうち8000万リンギは、石油会社やバイオディーゼル生産業者に対して精製施設やタンクなどのインフラ整備費用の助成として割り当てられる。

「B10」の導入によりパーム原油(CPO)在庫量を減少させ、価格を1トン当たり120リンギ上昇させることに繋がるという。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタに生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. 「まさにアメリカンスポーツの最高到達点」1000馬力越えの『コルベット』にSNSも注目!コスパ最強ハイパーカー誕生か
  5. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
  6. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  7. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  8. スズキ初の量産EV『eビターラ』に期待の声!「リーフとどっちが安い?」など価格に注目集まる
  9. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  10. ついに生産終了、スズキ『Vストローム650』がなぜ今も「傑作マシン」と語り継がれるのか
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る