マレーシアの経済成長予想、世銀が5.1%に上方修正

エマージング・マーケット 東南アジア

世界銀行は15日発表した東アジア・太平洋地域に関する経済観測で、マレーシアの今年の国内総生産(GDP)増加予想を5.1%へ上方修正した。

昨年第4四半期の実績が良好だったためだ。昨年下半期は多数の投資が発表されており、短期的にGDPの増加に貢献するという。

世銀の昨年の成長予想を上回ったのはマレーシアのほか、フィリピンとタイ。域内諸国は外需不振に対処するため内需振興策をとっており、マレーシアでは公務員賃金の引き上げと高所得層から低所得層へ富を移転させる所得の再分配で個人消費が増加したという。

域内の中所得国では投資も増加しており、インドネシアでは外国直接投資が、タイでは洪水後の再建プロジェクトがけん引。マレーシアではインフラ投資に加え、ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)による投資が民間投資の触媒になった。

小栗 茂

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