日本の合弁企業、肉牛肥育公社の買収を提案 マレーシア政府と交渉へ

エマージング・マーケット 東南アジア

日本のアルキメリトとマレーシアのオトシトスの合弁企業、キリミトナス・アグロ(KASB)は、肉牛肥育のナショナル・フィードロット公社(NFC)の買収に向けマレーシア政府と交渉に入る。

NFCは、経営が行き詰まる一方、4,900万リンギの資金がシャリザ・アブドル・ジャリル前女性家族共同体開発相の夫であるモハマド・サレーNFC会長によりファミリー企業経営やバングサの高級コンドミニアム取得など私的に流用された疑いが浮上。モハマド氏は背任容疑で起訴され、シャリザ氏は大臣職を事実上解任された。

財務省のモハマド・イルワン事務次官によると、KASBはNFCの3,400万リンギの債務を肩代わりし、新たに2,000万リンギの資金を注入する。買収の協議には6カ月を要する見込み。向こう5年で牛の飼育頭数を20万頭に引き上げ、債務返済を開始する。

広瀬やよい

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