ルノーは4月25日、『トゥイジー・ルノースポールF1コンセプト』を発表した。
同車は、ルノーの超小型市販EV、『トゥイジー』をベースに、F1のイメージを反映させたコンセプトカー。見た目だけでなく、メカニズム面にF1技術を導入したのも特徴。
トゥイジーは2009年のフランクフルトモーターショーでプロトタイプ、翌年のパリショーで市販型を発表した。全長2337mm、全幅1191mm、全高1461mmという超小型、バッテリーを含めても450kgという超軽量ボディを特徴とするシティコミューターで、2人の乗員はタンデムに座る。
モーターは2種類のパワー特性。最高出力9ps版は最高速45km/h、17ps版は最高速85km/h。満充電での航続距離は、ともに約100km。
今回発表されたトゥイジー・ルノースポールF1コンセプトには、F1マシンのエネルギー回生システム、「KERS」を採用。減速時のエネルギーをバッテリーに蓄えることで、79psの追加パワーを生み出す。このパワーは、加速をアシスト。0-100km/h加速は6秒を誇る。
外観は、F1デザインのフロントウイングをはじめ、専用エアロパーツで迫力アップ。スリックタイヤも装備され、F1マシンのイメージが演出されている。