マレー人メディア&団体によるエアアジア非買運動が波紋

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マレー人メディア&団体によるエアアジア非買運動が波紋
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格安航空エアアジアXのアズラン・オスマンラニ最高経営責任者(CEO)の「ツイッター」での個人的な書き込みに反発したマレー語紙「ウトゥサン・マレーシア」が、エアアジア・グループを相手に批判キャンペーンを繰り広げている。

これに官公労連会議(CUEPACS)が便乗、エアアジア・ボイコットを組合員に呼び掛ける事態に発展している。

問題の書き込みは与党第一党・統一マレー国民組織(UMNO)機関紙である「ウトゥサン」が、与党離れをした華人有権者に対する差別的批判記事を逆批判したもの。これに対して「ウトゥサン」はエアアジアのサービスの悪さを指摘した上でアズランCEOを傲慢だと決め付け、アズラン氏から謝罪がない限りエアアジアの広告掲載を拒否すると通告した。

アズランCEOに「マレー人を近視眼的にした」と批判された、UMNO友好団体であるマレー人権利団体、ペルカサもエアアジア批判を開始。CUEPACSのオマル・オスマン議長もこれに追随するように、組合員へのエアアジア使用を控えるように呼び掛けた。

「ウトゥサン」の暴論に対しては非マレー人のみならずマレー人からも批判の声が上がっており、批判を避けるようにUMNOトップも沈黙を守っている。一方、大企業の要職にありながら「ウトゥサン」批判を書き込んだアズラン氏には「よく言ってくれた」と賛意が多く寄せられている。

アズラン氏擁護にまわった野党・民主行動党(DAP)のリム・グアンエン書記長(ペナン州首相)は、CUEPACSのオマル議長に「組員が民族主義者ばかりでなく、マレー人ばかりでないことを忘れている」と批判。M.クラセガラン副党首は、6月にも開会する国会で「ウトゥサン」への抗議を行なうと予告した。

伊藤 祐介

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