マレーシアで食品・飲料部門初の特別買収目的会社が上場へ…レッドセナ、来年初頭にも

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシア国内初の食品・飲料(F&B)特別買収目的会社(SPAC)であるレッド・セナが来年初頭にも上場する見込みだ。

フレーザー&ネーブ・ホールディングス(F&N)の前最高経営責任者(CEO)、タン・アンメン氏が率いる会社と見られ、英字紙「ザ・スター」は7月20日付けの紙面で、タン氏がF&Bに注力したSPACの上場を検討していると報じている。

レッド・セナは8月中に証券委員会(SC)に対して上場に向けた申請を行い、5億リンギを調達する目標だという。RHBインベストメント・バンクがアドバイザーを務めると見られている。

F&Nはソフトドリンクや乳製品、非炭酸飲料の製造や販売、マーケティングおよび不動産関連事業を手がけている。

上場が実現すれば、レッド・セナは石油・ガス部門以外でマレーシアにおいて上場する初のSPACとなる。現在マレーシアのF&B業界はシンガポール系のF&Nやフランス系ダノン、スイス系ネスレなど外資がリードしており、マレーシア企業の今後の参入が期待されている。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  2. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  3. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  4. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  5. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  6. 日産エクストレイル”ROCK CREEK“の魅力を人気インフルエンサー・あずあずが語る!PR
  7. ポルシェ『カイエン』新型、新世代のデジタルコックピットとAI音声操作を搭載
  8. 15年の沈黙を経て...アウディ『RS6 セダン』、デジタルで先行復活!
  9. 【ヤマハ WR125R 試乗】“セロー・ロス”の受け皿になる!? 戦闘力、包容力の高さにロングセラーの予感…青木タカオ
  10. 「初代エンブレム エモい」ホンダ『ステップワゴン』が30周年! 特別仕様車にSNSで感動の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る