サラワクエナジー、「世界最悪の企業」候補に…汚職や先住民無視=スイスNGO

エマージング・マーケット 東南アジア

スイスの非政府組織(NGO)、ブルーノ・マンサー基金(BMF)は、サラワク州政府系のサラワク・エナジー(SEB)を、「2014年パブリック・アイ・アワード」で世界最悪の企業にノミネートしたことを明らかにした。

2014年1月の世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)の開催と並行して、世界で最も卑劣で恥ずべき事業を行っている企業を選ぶ不名誉な賞。専門家による審議と一般市民からのオンライン投票で決定される。

BMFは、SEBの事業は汚職まみれで、先住民族や環境を無視したものであると指摘。サラワク州の環境保護団体、SAVEリバーズ・ネットワークや非営利組織(NPO)のボルネオ資源研究所(Brimas)、人権団体「マレーシア人民の声」(Suaram)、豪タスマニアのヒューオン渓谷環境センターもSEBの「パブリック・アイ・アワード」への選出を支持している。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  6. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  7. V3エンジンを電子加給! ホンダ『V3R 900 E-コンプレッサー』をEICMAで初公開、量産に向け開発中
  8. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  9. ヤマハ『R7』が全面進化! 電子制御、シャシー刷新で示す「ミドルスーパースポーツの新たな可能性」
  10. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る