カネカ、マレーシア・パハン州にPIフィルム工場を開設…来年1月に生産開始

エマージング・マーケット 東南アジア

カネカ(本社・大阪市)は21日、パハン州クアンタンのゲベン工業団地においてポリイミド(PI)フィルムの生産工場を開設したと発表した。

PIフィルムは、フレキシブルプリント配線板に使用されており、スマートフォンやタブレットPCの普及に伴い更なる需要の拡大が見込まれている。

同社は昨年、競争力の強化、事業拡大を目指し、資本金9,400万リンギでカネカ・アピカル・マレーシアを設立した。新工場は来年1月に生産を開始する。年産能力は約600トンとなっている。

菅原公一 代表取締役社長は、ハイテク商品向け材料の生産を行うため新たに10億リンギを投資すると明らかにした。電子材料、プラスティック、合成繊維、バイオテクノロジーに注力して行く方針だとコメント。現在新たなプロジェクトを検討しており、クアンタンでプロジェクトを進める計画だと述べた。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  6. タワーバーだけじゃない! ボディ補強パーツの最新事情と乗り味革命~カスタムHOW TO~
  7. 新時代の「ワーゲンバス」ついに日本発売、価格は888万9000円から
  8. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  9. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  10. ANAビジネスクラス新型シート紹介…Bluetoothオーディオ接続にワイヤレス充電まで
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る