プロトン、廉価版 ペルソナ 発表 月間販売目標2400台 マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

国民車メーカーのプロトン・ホールディングスは11月30日、廉価版のセダン車『ペルソナ・スーパー・バリュー(SV)』を発表した。ザ・サンなどが報じた。

月間の販売目標は2400台。プロトンは、6月に発表したBセグメント車『サガ・スーパー・バリュー(SV)』の販売台数を超え、目標を達成できると見込んでいる。サガSVの予約台数は、4万2000台に上っている。

排気量1.6リットルのペルソナSVの価格はマニュアル車が4万4938リンギ、オートマチック車が4万7938リンギ。プロトンが開発した「Campro」のターボエンジン、フロント・ディスク・ブレーキ、デュアル・エア・バッグ、サイドミラー・シグナル・ランプ、アンチ・ロック・ブレーキ・システムなどが搭載されている。

2007年に発表されたペルソナの販売台数は50万台に上っている。

ルクマン・イブラヒム副最高経営責任者(CEO)は、来年上期に世界レベルの新車を発表すると明らかにした。競争力を維持するには新モデルが必要だとコメント。8月に発表したセダン車『プレヴェ』の5ドア・ハッチバック版である『スプリマS』はインドネシア、豪州、タイ、ブルネイで発表していると明らかにした上で、英国や中東への進出も計画していると述べた。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 懐かしのクルマが昭和の街並みをパレード…喜多方レトロ横丁 昭和レトロモーターShow 2025
  5. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  6. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  7. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  8. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
  9. スバルの第1四半期決算は増収減益、通期予想も公表 
  10. ランボルギーニの新型スーパーカー、初のカスタマイズ仕様「ポルト・チェルヴォ」公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る