党総会でナジブ首相が演説、5つの行動計画 マレー人有権者を意識…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
党総会でナジブ首相が演説、5つの行動計画 マレー人有権者を意識…マレーシア
党総会でナジブ首相が演説、5つの行動計画 マレー人有権者を意識…マレーシア 全 1 枚 拡大写真

与党第一党・統一マレー国民組織(UMNO)のナジブ・ラザク総裁(首相)は5日の総会で演説した。

早くも次期総選挙を意識してブミプトラ(マレー人および先住民族の総称)支援対策の重要性を強調、成果を高めるためにUMNO幹部を叱咤した。

5月の総選挙で議席を減らしたこともあって、例年以上に支持母体であるマレー人有権者を意識した発言となった。総得票数で野党の後塵を拝した件についてナジブ氏は、バドミントンの試合を例に挙げ「3セットマッチで2セット勝った方が勝利者。ポイント数をうんぬん言うのはおかしい」と述べた。

ナジブ氏は、次期総選挙に向けて▽イスラム権益保護▽ブミプトラ(マレー人および先住民族の総称)経済の強化▽中央から支部に至るまでの全党幹部に主要業績指標(KPI)を導入▽情報通信技術、特にインターネットの習得▽未来の党リーダ--の発掘訓練プログラム--5つの行動計画を明らかにした。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  2. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  3. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. レクサス『LBX MORIZO RR』、イエロー映える限定車「Original Edition」価格は730万円
  6. バイクの外観を損ねない!超強力マグネットのスマホホルダー「フリークマウント2.0」に新色5色
  7. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  8. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  9. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
  10. 初公開の『黒いプレリュード』に「ワクワクしますな!」、SNSで高評価集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る