党総会でナジブ首相が演説、5つの行動計画 マレー人有権者を意識…マレーシア

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党総会でナジブ首相が演説、5つの行動計画 マレー人有権者を意識…マレーシア
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与党第一党・統一マレー国民組織(UMNO)のナジブ・ラザク総裁(首相)は5日の総会で演説した。

早くも次期総選挙を意識してブミプトラ(マレー人および先住民族の総称)支援対策の重要性を強調、成果を高めるためにUMNO幹部を叱咤した。

5月の総選挙で議席を減らしたこともあって、例年以上に支持母体であるマレー人有権者を意識した発言となった。総得票数で野党の後塵を拝した件についてナジブ氏は、バドミントンの試合を例に挙げ「3セットマッチで2セット勝った方が勝利者。ポイント数をうんぬん言うのはおかしい」と述べた。

ナジブ氏は、次期総選挙に向けて▽イスラム権益保護▽ブミプトラ(マレー人および先住民族の総称)経済の強化▽中央から支部に至るまでの全党幹部に主要業績指標(KPI)を導入▽情報通信技術、特にインターネットの習得▽未来の党リーダ--の発掘訓練プログラム--5つの行動計画を明らかにした。

伊藤 祐介

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