マレーシア首都圏でショッピングモール7軒、年内建設へ

エマージング・マーケット 東南アジア

首都圏クランバレーでは今年7軒のショッピングモールが建設される予定だ。既存のモール5軒では改装が行われており、小売不動産の供給量は増加すると見込まれている。

今年の小売不動産の総賃貸可能面積は500万平方フィートとなる見込み。
不動産コンサルタントのCHウィリアムズ・タルハー&ウォン(WTW)によると、小売不動産部門は安定して成長し、小売モールの入居率も堅調が予想されている。消費動向も良好で、都市部の人口の20%が週末はショッピングモールで時間を過ごすという。

補助金合理化や電気料金引き上げ、不動産税の増税などが懸念事項だが、「ビジット・マレーシア・イヤー2014(VMY2014)」関連のプロモーションや新学期、新年、中国正月のセールなどに支えられ小売産業は成長が予想されている。
RHBリサーチは、失業率が低いことや観光客数の増加などを受けて個人消費は2014年、6%成長すると予想している。2013年は7.2%の成長となった。

アライアンス・リサーチのエコノミスト、マノカラン・モッタイン氏は、第1四半期は中国正月の影響で消費が旺盛となり、インフレも上昇すると指摘。VMY2014の影響は外国人観光客の数が増える年央辺りに出てくると予想した。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  4. 【VW ID.4 4000km試乗】「VWらしさ爆裂」さすがの長距離性能、BEVとしての魅力は[前編]
  5. マツダ『CX-3』終焉は近い? ガソリンとディーゼル2種に集約、SNSではさまざまな考察飛び交う
  6. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  7. BMW M、開発責任者が交代…高性能モデルの新時代へ
  8. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
  9. トヨタ『RAV4』新型、3つのスタイルで登場…まずはハイブリッドを450万円から発売
  10. 【BMW 2シリーズグランクーペ 新型試乗】今、日本にちょうどいいBMW…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る