求人サイトのジョブズセントラル・マレーシアが実施した仕事に関する幸福度調査で、マレーシア人の幸福度が59.05%となり、2012年の60.40%より幸福度が低下したことがわかった。
調査はマレーシア人労働者の3,508人を対象に行われ、質問に対して10段階で回答を得た。
給与に満足しているとの平均回答は5.77ポイントで、自主性の満足度は5.87ポイントとなった。昇進機会の平均は5.47ポイントで比較的満足度が低いことがわかった。
一方同僚との関係(7.34ポイント)、勤務地(7.07)、労働環境の安全性(7.04 )への満足度は高かった。
ジョブズセントラルは、仕事の満足度は生産性や革新性にもつながる重要事項であるとした上で、マレーシア人は昇進や給与アップに対する願望が強いと明らかにした。調査ではそれらの項目が低いスコアになっており、希望と現実がマッチしていないことから、事業者に対し満足度を上げるために取り組むべきとの見解を示した。
(ベルナマ通信、1月7日)