早稲田大学が大学院で「奨学金連動型入試」 ミャンマー出身者限定

エマージング・マーケット 東南アジア
関連画像
関連画像 全 1 枚 拡大写真

学費免除の上、生活支援金を支給

早稲田大学は、2014年9月の大学院入学者から、ミャンマー出身者のみを対象とした「奨学金連動型入試」を実施する。発展途上国の優秀な研究者や、国の指導者となりうる人材の育成を目指す。募集定員は若干名。
奨学生には、入学金と学費、諸会費の合計額と、生活支援金として、月額8万円が支給される。また、生活費の補助のため、ティーチングアシスタント、リサーチアシスタント業務を担うことを原則としている。また、入学検定料は免除となる。修士課程から応募する場合は最長5年、博士課程のみの場合は最長3年。

新しい学生寮もオープン

早稲田大学は外国人留学生の受け入れ数が、2009年から4年連続の全国1位で、昨年は3743人(大学院2000人、学部1373人、日本語プログラム等で370人)だった。同大に所属する全学生の約6%を占めている。国別では中国(2122人)、韓国(1037人)で多いが、ミャンマーは5人というのが現状だ。

留学生受け入れの拠点となるのが、国際学生寮「早稲田大学中野国際コミュニティプラザWISH」。2014年の3月にオープンする予定。日本人学生と留学生が共同生活する。寮費は月5万3000円で、地方出身者や留学生の支援のために低額に抑えているという。多目的教室やラウンジ、フィットネスルームなども備えており、入寮者同士の交流が深められるよう工夫されている。定員は872人。

《ミャンマーニュース》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. BMW『8シリーズ』初代オマージュの「エディション M ヘリテージ」登場、世界限定500台
  3. インフィニティが「中型SUVクーペ」のコンセプト公開、モチーフに「竹林」と「歌舞伎」
  4. 街乗りでも効く! ペダルタッチをカチッと仕上げるフルード活用術~カスタムHOW TO~
  5. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
  6. 日産、追浜工場の跡地活用計画、9月末までに決定へ[新聞ウォッチ]
  7. メルセデスベンツの次世代ミニバン「ビジョンV」公開、65インチの巨大スクリーンは床下に格納も
  8. スズキの人気トールワゴン『ソリオ』開発責任者が語る、「顔だけじゃない」マイナーチェンジの真価
  9. ついに「パジェロ」の名前が日本復活!? 三菱の新型SUV、デザイン&スペックを大予想!
  10. 「CRF250F」後継、ホンダの新型オフロード車『CRF300F』10月米国発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る