ミャンマー、測量単位の国際基準採用へ

エマージング・マーケット 東南アジア
関連画像
関連画像 全 1 枚 拡大写真

輸出の際の余計なコストをカット
国際取り引きの円滑化のミャンマーで国際単位系(International System of Units:SI System)を採用する方針であると副農務相Pwint San氏が発言した。

ミャンマーメディアELEVENの報道による。現在はFPS (foot-pound-second)やCGS (centimetre-gram-second)といった単位系が使われているが、異なる単位系を使用する国へ輸出する際には単位の変換などにより余計なコストが発生している。国際的基準に統一することにより、米・豆・トウモロコシなど農作物に伴う計量プロセスの効率化が期待される。

本格的な取り組みはこれから
「法律で整備される重量および他の単位、品質指数の基準は国際取り引きの円滑化を考慮して決められるべきだ。現在ミャンマーはヨーロッパ諸国やアメリカとも取り引きを行っており、自国の基準を相手国に合わせる必要がある」(ELEVENより)
とSan氏。これまで使用してきた単位系から国際単位系へ変換し、農家や販売者を含め国全体へ普及させるための計画を策定する方針とのこと。交易環境が整備されれば、経済の加速が期待される。

《ミャンマーニュース》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  2. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  3. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  6. 初公開の『黒いプレリュード』に「ワクワクしますな!」、SNSで高評価集まる
  7. 人気のゴミ収集車モチーフも、車好きキッズ向けスニーカー「IFME のりものシリーズ」新登場
  8. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  9. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  10. 高速道路初、「コールドストーン」のパフェアイスクリーム自販機が登場…関越道高坂SA
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る