マレーシアにレンタルされるジャイアント・パンダ2頭は4月中旬にも中国から到着する見通しだ。パンダ舎の視察に訪れたG.パラニベル天然資源環境相が明らかにした。
2,500万リンギをかけたパンダ舎の建設は、国立動物園ズー・ネガラで進められており、完成間近となっている。広さは1.6へクタールで、室内の温度は摂氏24度以下に保たれ、パンダの出生地と同じような環境作りが行われている。
パンダのレンタルは、2014年の馬・中国交樹立40周年の記念として両国間で合意したもの。マレーシアに来るのはメスの「フェンイー(鳳儀)」とオスの「フーワ(福娃)」で、レンタル期間は10年。
今年はマレーシア観光年「ビジット・マレーシア・イヤー2014(VMY2014)」となっており観光客の増加が見込まれているが、パンダを見るために観光客がさらに増えることが予想されている。