経済制裁解除後初、米APR Energyがミャンマーに大規模発電所建設契約

エマージング・マーケット 東南アジア
関連画像
関連画像 全 1 枚 拡大写真

2013年の経済制裁解除以来初となる発電所建設計画
ファストトラック(早期)発電ソリューションのグローバルリーダーであるAPR Energyは12日、ミャンマーにおける大規模なターンキー方式の発電契約を結んだと発表した。契約は2014年第2四半期に始まり、2015年末まで続く見込みだ。

新発電所は、ミャンマー・マンダレー州チエウセに建設され、天然ガスを燃料とするAPR Energyのソリューションは、同国最大規模の火力発電所の1つであり、600万人余りに給電する。

なお、同発電施設は最高100MWまでの工場設備能力を持ち、最低82MWの電力をミャンマー電力公社(MEPE)に供給するとしている。

(APR Energy ホームページより)

ミャンマーへの大きな投資
APR Energyのターンキー発電所はモバイル・ガスパワー・モジュール(多目的小型発電機)を備え、最もクリーンな発電ソリューションであり、同国インフラストラクチャーへの大きな投資となる。

APR Energyは非常に魅力的な着工・建設時間枠を提示するとともに、APRの発電技術の効率性を提供する能力によって契約を勝ち取った。

APR Energyにおけるミャンマーの重要性
APR Energyのジョン・キャンピオン最高経営責任者(CEO)は、今回の契約は同国最大規模の火力発電所の1つを建設するもので、600万以上の人口に照明と電力を供給することができる。

ミャンマーのプロジェクトは、このほどインドネシアにおける130MWの新規発電所の導入と合わせて、マレーシアのハブ事務所、シンガポールの商業事務所の開設以来、アジア太平洋地域で実現する実質的なけん引車となる貴重な実例であるとしている。

また、APR Energyのアジア太平洋事業開発責任者のクリーブ・タートン氏は、ミャンマーはアジア太平洋事業を急速に拡大しているAPR Energyにとって大切な戦略的市場だ。

この契約は、ミャンマーが極めて重要であり、ますます高まる電力需要に対し、同国原産の天然ガス資源を使って対処することを支援するとしている。

《ミャンマーニュース》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
  4. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
  5. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  6. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  7. ボルボ『S60』、『V60』でリコール…ホイールがフェンダーから突出
  8. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  9. ジムニーノマドの死角を潰せ! 長くなっても怖くない、データシステムの『カメラシリーズ』がすごいぞPR
  10. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る