マレーシア首都圏の給水制限、5月1日付けで終了 ダム貯水量の上昇受け

エマージング・マーケット 東南アジア

セランゴール州のカリド・イブラヒム州首相と国家水道事業委員会(SPAN)は4月30日、セランゴール州とクアラルンプール(KL)、プトラジャヤを対象に行われている給水制限を5月1日付けで終了すると発表した。

水不足を理由に2月末から制限されてきた給水状況は、2カ月あまりで正常化する。

スンガイ・セランゴール・ダムの貯水量が増加したためで、安全域の55%は依然として下回っていることから今後も貯水量の監視を続ける。カリド州首相は、貯水量が50%を超えるのを待つ必要がないと判断したと述べた。スズ鉱山跡の池からの導水も貯水量増加に効果をあげているという。

同ダムの貯水率は3月には36.39%まで落ち込んだが、4月29日には40.23%まで回復し、危険レベルを脱したという。同ダムはセランゴール州とKL、プトラジャヤの上水の60%以上を賄っている。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産エクストレイル“NISMO”と“AUTECH”の魅力を元プロ野球選手・山﨑武司が語る!PR
  3. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  4. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  5. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  6. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  7. 『頭文字D』『MFゴースト』『昴と彗星』が東京オートサロン2026に集結、AE86・BRZ・86を展示
  8. ゲームエンジンが自動車開発の共通言語になる!『Unreal Engine』の採用が急拡大する理由【前編】PR
  9. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  10. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る