バドミントン敗戦、「精神的に弱かった」協会幹部…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

バドミントンの国・地域別対抗戦、男子トマス杯でマレーシアは格下の日本に敗れて準優勝に終わったが、国民の祝賀ムードの中にあってマレーシア・バドミントン協会(BAM)のン・チンチャイ書記長は、「精神的に弱かったため負けた」と厳しい意見を述べた。星洲日報が報じた。

インタビューの中でン書記長は、「技術面においてマレーシア選手は他国の選手と同等レベルにあるが、精神的な強さで劣っている」と指摘。「トレーニング方法やコーチングに問題があるわけでなく、個人や環境に内包されている精神的な質にあるとした。そしてマレーシアの学校が学生の自立心を養う努力をしなければ、精神的に強い学生を作ることはできない」とマレーシアの教育面の問題に言及、マレーシア選手には自律や信念、忍耐が不足し困難に慣れていなかったと分析した。

またン書記長は、「日本人や中国人、韓国人はカルチャー的要因もあって自律的であり統制がとれているが、甘やかされているマレーシア選手は才能があっても大成できない」とも。マレーシアが生んだトッププレーヤーのリー・チョンウェイ選手を引きあいに出し、「リー選手はコーチが6時にランニングを開始すると言えば、5時半に来ている」と自己規制の重要性を指摘した。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  6. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  7. 【ヤマハ YZF-R25 試乗】街では優しく、峠では刺激的。熟成された250ccスポーツの「二面性」…伊丹孝裕
  8. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  9. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
  10. トヨタ、新プロジェクト予告…センチュリーやダイハツなど5ブランドが参画
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る