絶滅危惧オランウータン、生息域拡大 マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

絶滅が危惧されているオランウータンが、サラワク州のバタン・アイ国立公園及びランジャク・エンティマウ野生動物保護区とその周辺で生息域が拡大傾向にあるようだ。

野生動物保護学会(WCS)など複数の非政府組織(NGO)の調査によると、保護区に指定されていないウル・スンガイ・メニャンとその周辺に200頭以上が生息しているとみられ、州政府が新たな国立公園指定をめざしている。オランウータン生息域は北西部にさらに拡大される見通しだという。ここはインドネシア領に接しており、道路が通っておらず開発が進んでいない。

隣接するバタン・アイ国立公園では、保護区周辺でオランウータン120頭が発見されたため西側に拡大された。ランジャク・エンティマウ野生動物保護区では65頭がみつかったため、昨年5月に2地区が新たに保護区に組み入れられたという。

(ザ・スター、6月1日)

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  6. 日本初のクルマ専用「除湿剤」が登場、最長180日間快適に
  7. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  8. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  9. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  10. 「もう一つのBMW」が「BMW」に…アルピナの60年
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る