イスラム教聖職者のヒンドゥー教侮辱発言…ソーシャルメディアで広まる

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マレーシア クアラルンプール(イメージ)
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イスラム教の聖職者が2月に行ったスピーチにおいて、ヒンドゥー教を侮辱する発言を行ったビデオがソーシャルメディアやブログなどで広まったと、フリー・マレーシア・トゥデーが報じた。

発言に対し、与党連合・国民戦線(BN)構成党、マレーシア・インド人会議(MIC)の青年部や非政府組織(NGO)などが7月30日、クアラルンプールのブリックフィールズにおいて抗議活動を行った。

またペナンでは、MICペナン支部の婦人部や青年部、人民進歩党(PPP)、インド系NGOが警察に捜査をするように訴えた。

問題のビデオは、ウスタズ・シャール・ハミド師がヒンドゥー教や神のガネーシャを侮辱する発言や、アラガッパブランドのカレー粉をボイコットするように呼びかけているもので、7月28日にソーシャルメディアなどに掲載されインド系マレーシア人の間で炎上した。すでにビデオは削除されている。

ウスタズ師は謝罪を表明。スピーチはハラル(イスラムの戒律に則った)とハラム(イスラム教の禁忌)に関するもので、インド系マレーシア人を侮辱する意図はなかったと述べた。ビデオは、ウスタズ師の許可を得ず公開されており、悪意のある者により公開されたものだと弁明した。

広瀬やよい

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