川崎汽船、ベトナム・ホーチミンに冷凍冷蔵倉庫を新設・運営へ

エマージング・マーケット 東南アジア

川崎汽船は、アジア物流事業展開の一環として海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)と日本ロジテムと合弁会社を設立し、ベトナム・ホーチミン市郊外で冷凍冷蔵倉庫を建設、運営することを決定した。

日本の商品・サービスの海外需要開拓に関連する支援・促進を目指すクールジャパン機構から投資対象とすることが決定され、ベトナムでの冷凍冷蔵倉庫事業で3社の方向性が一致、共同出資で合弁会社を設立する。

社名は未定で、資本金は1500万ドル。日本ロジテムが26%、川崎汽船が25%、クールジャパン機構が49%出資して2015年1月に設立する。

合弁会社では約2万平方mの土地に、総床面積約9300平方mの冷凍冷蔵倉庫を建設・運営する。事業開始は2016年1月の予定。

川崎汽船グループのBANGKOK COLD STORAGEは、1989年からタイ・バンコクで冷凍冷蔵倉庫事業を運営してきた。合弁会社にその経験とノウハウを移植し、日本からの食品・食料品保管に適した高品質サービスを提供する。

また、日本ロジテムは20年以上のベトナムで事業を展開してきた知見を生かし、配送手配などの付帯サービスを提供する。

川崎汽船グループは、倉庫事業を通して今後、増加が見込まれる日系顧客のベトナム向け貨物をターゲットに、顧客ニーズに応えたサービスを展開していくとともに、アジア物流事業の展開を推進する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  5. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
  6. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  7. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  8. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  9. 生まれ変わった三菱『エクリプス クロス』にSNSでの反応は!? ルノーOEMのEVに「日本はどうなる?」
  10. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る