味の素、もみ殻燃料の発電施設でタイ現地工場のCO2減へ

エマージング・マーケット 東南アジア

【タイ】味の素はうま味調味料「味の素」を生産するタイ子会社、タイ味の素のアユタヤ工場に、もみ殻を燃料とするバイオマスコジェネレーション(熱電併給)システムを導入する。

 2014年12月着工、2016年3月に本格稼働する予定。工場で使用する全ての蒸気を供給すると同時に、蒸気タービンで発電し、使用する電気の4分の1を自家発電に切り替える。投資額は12・5億バーツ(約40億円)。

 味の素グループ全体の2013年度のCO2排出量は約220万トンで、82%を海外工場が占めた。今回のバイオマスコジェネレーションシステム導入により、1年間に排出するCO2量の2・7%に相当する約6万トンを削減する。

 アユタヤ工場は「味の素」の年産能力6・4万トン、従業員約570人。

味の素、タイ工場にバイオマスコジェネレーションシステム

《newsclip》

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