ペンゲラン石油施設、併給発電所で起工式 2017年半ばに4ユニット稼働

エマージング・マーケット 東南アジア

国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)は、ジョホール州ペンゲラン総合石油コンプレックス(PIPC)において併給発電所(PCP)の起工式を行った。ザ・サンが報じた。

PCPの開発には50億リンギが投じられる。2017年半ばに4ユニット、2019年までに残りの3ユニットで稼働を開始する。PIPC向けの電力1220メガワットを発電する。シーメンス、シーメンス・マレーシア、MMCエンジニアリングのコンソーシアムが建設する。

ペトロナスは270億米ドル(885.6億リンギ)を投じてPIPCの開発を進めている。PIPC開発は、2.43ヘクタールにおいて行われる石油精製から石油化学までの一貫生産プロジェクト。2019年の稼働開始が見込まれている。

鍬入れ式に臨席したジョホール州公共工事・地方地域開発委員会のハスニ・モハマド議長は、PIPCの開発により、1700億リンギの投資誘致につながると見込んでいると述べた。ジョホール州が石油&ガス(O&G)の拠点となりアジアのロッテルダムとなることができるとの見解を示した。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  6. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
  7. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  8. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  9. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  10. 中古車の『ヴォクシー』『ノア』をトヨタがカスタム、「URBANATURE」シリーズ初出展へ…東京アウトドアショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る