シドニーに猛烈な熱波…最高気温46.6度、飛行機による放水で対策

エマージング・マーケット オセアニア

軽い雨で暑さも一時的にやわらぐ

 23日、NSW州各地で記録的な高温になり、また火災警報も発令されたが、夜になって暑さも小康状態になっている。また、24日には州内のほとんどの地域で一時的に暑さもやわらぐがシドニー首都圏やNSW州西部などでは今後も極端な暑さが予想される。

 23日、一部では11月としては最高の温度を記録する摂氏46.6度に達したが、軽く雨が降り、気温も下がった。週末の暑さで子供のスポーツも中止になるところが出た。

 シドニー首都圏西部のリッチモンドでは、同日午後3時30分に摂氏45.3度を記録し、1939年の気象記録開始以来以来11月の最高気温になった。同じ頃、ペンリスでは摂氏44.9度、セスノック空港で44.5度を記録している。

 同日、郡部消防局スポークスマンは、「一日中、州各地で6機を超える放水飛行機が活動した。今も3箇所が要観察状態になっている。また、23日には7地域で裸火全面禁止が発令されたが、24日にはダボ地域だけが裸火全面禁止を発令される見込みになっている。

 気象庁(BoM)のピーター・ズミジェウスキー主任予報官は、「州内で最高気温はワナーリング地区で摂氏46度に達した。今後はそれほど暑くはならないが、ごく一部の地域で高温が残るものと見られる」と語っている。

 24日、シドニーは摂氏30度台、降水確率は70%前後。火曜日木曜日は気温も20度台に上り、降水確率も中程度になる。(NP)
http://www.smh.com.au/nsw/sydneys-heatwave-nears-record-highs-before-rain-brings-relief-20141123-11s8mn.html

シドニーの熱波、再び記録的高温に

《Nichigo Press》

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