新興国の大学ランク、100位以内は工科大のみ…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

高等教育情報誌の英「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」(THE)が発表した、2015年版の新興国の大学ランキングトップ100に、マレーシアから唯一、マレーシア工科大学(UTM)がランクインした。

BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)と新興経済の大学ランキングにおいてUTMは93位となり、前回のランキングで77位であったマレーシア国民大学(UKM)と95位だったマレーシア・プトラ大学(UPM)はそれぞれランク外となった。

マレーシア以外の新興国は高等教育機関の水準を高めるために投資を強化する傾向にあるなか、マレーシアの大学はこうした国際的なランキングの上位入りには積極的ではないことが懸念されている。

THE誌の編集者によると、国際ランキングを上げることで、世界的な知名度も上がり、強みや弱みを明らかにすることができることから、より積極的な参加が望ましいという。マレーシアの複数の大学がランキングの審査のためのデータの提出もしておらず、政府方針とは裏腹にマレーシアの大学があまりランキングを引き上げることに意欲的ではないとの指摘も出ている。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  2. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  3. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  4. ポルシェ『カイエン』新型、新世代のデジタルコックピットとAI音声操作を搭載
  5. 「初代エンブレム エモい」ホンダ『ステップワゴン』が30周年! 特別仕様車にSNSで感動の声
  6. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  7. 「着物グリルすこ」日産『セレナ』の新デザインがSNSで話題沸騰「ミニバン業界が熱い」
  8. ベントレーのコンパクト電気SUV、ついにカイエン風インテリアが判明!
  9. 日産『アリア』に改良新型、フロント刷新しGoogleやV2L機能を新採用…667万5900円から
  10. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る