ナジブ・ラザク首相は、2014年12月末時点の対外債務が5828億リンギとなり、対国内総生産(GDP)比で54.5%となったこと明らかにした。
国内債務は5661億リンギ、域外融資は168億リンギとなった。
野党・人民正義党(PKR)の議員が、1990年に430億リンギだった対外債務が2014年第3四半期に7400億リンギに膨れ上がったとして、ナジブ首相に国内経済への影響などについて説明を求めたことに対して、ナジブ首相が声明で答えた。
声明においてナジブ首相は、連邦政府の債務は管理できる水準を維持しており、マレーシアは中債務国であると強調。政府債務の上限であるGDPの55%を超えないよう務めていると述べた。