地球規模で人間の平均寿命は延びているが、治療に費やす時間も延びている。
糖尿病や難聴など致命的でない病気や怪我が原因の一つにあるとタイムズオブインディアは伝えている。
インドでは糖尿病や筋骨格障害が、以前の下痢疾患や眼科疾患に取って代わって多く見られる。
1990年から2013年にかけ、女性の糖尿病患者は109%増加、筋骨格障害が110%増加がみられるが、鉄欠乏性貧血は12%減少している。
男性の糖尿病患者も136%の増加が見られ、慢性閉塞性肺疾患も76%増加しているが、鉄欠乏性貧血は32%減少している。
研究結果では世界各国で致命的な病気への取り組みは十分な結果を残しているが、障害や疾患を持った患者の数は世界で5億3760万人(1990年時点)から7億6480万(2013年時点)に増加している。