運転支援システムで「ヒヤリ」5割以上…自動運転を巡る世界の覇権は?

自動車 テクノロジー 安全
三菱総研の杉浦孝明氏
三菱総研の杉浦孝明氏 全 4 枚 拡大写真

三菱総合研究所は11月11日、「自動運転を巡る世界の自動車業界の覇権は」と題したプレゼンテーションを実施した。講演したのは、三菱総合研究所主席研究員でスマートインフラグループグループリーダーの杉浦孝明氏。

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その中で杉浦氏は、自動運転の基本技術となるACC(アダプティブクルーズコントロール)の利用者意識実態調査の結果を紹介した。回答者は、自動車を日常的に運転する全国の男女1036人。インターネットによるアンケート調査である。実施時期は2016年10月。特徴的な結果として、以下の点を挙げた。

「アダプティブクルーズコントロールについて、どのようなときに利用したいか」という設問に対し、27.5%にあたる回答者が、「システムに任せるのは不安なので利用しない」と回答していること。ACC(アダプティブクルーズコントロール)の機能について、一般の認知がまだ進む余地があるとしている。

次に、「運転支援システムを利用して、怖かったり、ヒヤリとしたことはあるか」という設問に対し、ACCのみの場合と、ステアリングアシスト付きACCで回答に大きな開きがあった点だ。

ACCのみの場合は、ヒヤリとしたことが「よくある・たまにある」という回答の合計が39.4%であるのに対し、ステアリングアシスト付きACCの場合は、56.4%にのぼるとのことだ。

《佐藤耕一》

日本自動車ジャーナリスト協会会員 佐藤耕一

自動車メディアの副編集長として活動したのち、IT企業にて自動車メーカー・サプライヤー向けのビジネス開発を経験し、のち独立。EV・電動車やCASE領域を中心に活動中。日本自動車ジャーナリスト協会会員

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