プジョー、新型高性能電動アシストMTB発表…航続は最大140km

ボッシュ製の新開発電動パワートレイン

最大トルクは7.6kgm

新開発のディスプレイを装備

プジョー eM01 FS パワーチューブ
プジョー eM01 FS パワーチューブ全 4 枚

プジョーは10月14日、フランスのフレジュスで開催したマウンテンバイクショー、「ロックダジュール」において、新型高性能電動アシストマウンテンバイク(MTB)、『eM01 FS パワーチューブ』(Peugeot eM01 FS PowerTube)を初公開した、と発表した。

画像:プジョー eM01 FS パワーチューブ

ロックダジュールは、世界有数のマウンテンバイクのイベントだ。今年はおよそ15万人のファンが参加した。プジョーの自転車部門、プジョーサイクルズからは、Eバイクレーシングチームのライダーらが出席し、eM01 FS パワーチューブのワールドプレミアが行われた。

ボッシュ製の新開発電動パワートレイン

eM01 FS パワーチューブは、プジョーの自転車部門が持つ豊富なノウハウを注入して開発された高性能な電動アシストMTBだ。モデル名の「e」は電気、「M」は山、「01」はハイエンド、「FS」はフルサスペンションを意味する。「パワーチューブ」とは、バッテリーをフレームに組み込んでいることを指す。

eM01 FS パワーチューブには、ボッシュが電動マウンテンバイク向けに新開発したパワートレインを搭載する。ボッシュの「パーフォマンスラインCX 」と呼ばれる電動マウンテンバイク向け駆動システムの最新バージョンを採用した。スポーツサイクリング向けに最適化したコンパクトな形状が特長で、そのフリーホイールクラッチにより、モーターのサポートがなくても自然なライディングを体感できるという。

最大トルクは7.6kgm

新しいパワートレインは、マグネシウム素材の使用と内部機構の新設計により25%の軽量化と48%の小型化を達成した。内蔵の複数センサーによって、7.6kgmの最大トルクを引き出す。コンパクトなドライブユニットは、より高い自転車フレームの設計自由度をもたらす。最新のMTB用フレームのトレンドである、ペダル軸からリアホイール軸間の距離を短くすることを可能にした。

また、新型パーフォマンスラインCXには、電動アシストマウンテンバイクのeMTB向けに特化したアシストモードとして、「eMTBモード」を搭載する。eMTBモードでは、ライダーの踏み込み力に応じた最適なアシスト力が瞬時に得られる。狭い場所でのターンや滑りやすい斜面を駆け上るなどの技量を要する場面で、モーターパワーを意のままに操る異次元のライディング体験を可能にするという。

eM01 FS パワーチューブのフレームには、蓄電容量625 Whのボッシュ製リチウムイオンバッテリーを組み込む。1回の充電での航続は、最大140kmだ。速度が25km/hを超えると、摩擦がほぼなくなるため、エンデューロイベントに参加するダウンヒルレーサーに適しているという。

新開発のディスプレイを装備

ハンドルには、角度を持たせた新開発のディスプレイを装備した。これにより、情報の視認性を高めている。フレームは、Antidote Solutionsが開発した軽量デザインだ。高性能なフロント&リアサスペンションシステムは、ROCKSHOX製。 29インチホイールは、悪路でのクリアランス性能を向上させ、ロードホールディング性能も高めている。

eM01 FS パワーチューブは2020年初頭、フランス本国で発売される予定だ。5つのバージョンがラインナップされる、としている。

《森脇稔》

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